オークションサイト
ebayはすでに1995年にいち早くオークションサイトとして開設され、1997年まではオークションウェブという名前であり、その後今の名前に変わっています。
そしてamazonやヤフーもebayに牽引される形で、次々と大手サイトが出来上がり、それらの元となっています。
順調に業績を伸ばしていき、今や3億人近いユーザーを誇る世界一のオークションサイトになっています。
日本でもヤフーオークションがありますが、やはり規模を比べるとebayの足下にも及びません。
不思議と日本からはebayは撤退しており、もしも日本でもebayを利用したいと思うなら、英語を覚えないといけません。
すべて英語で書かれており、取引も英語であり、出品情報も英語なので、日本語では取引は出来ません。
ただし必ずしも英語を使わないといけないというのではなく、翻訳ソフトなどを使って簡単な英語で取引するということは可能です。
さらには落札などを代行してくれる会社もあります。
取引には特別なルールはなく日本人でも取引は出来ますが、海外から日本に落札した品物を送ってもらう場合は、送料と関税がかかります。
特に送料はネックで、数千円もかかる場合もあり、品物によっては余計にお金を必要とします。
外国人と日本人の感覚も違い、品物の質がexcellentなどと出品者が言っていても、それは日本での中古品の標準品程度の質になります。
他のオークションとの違い
ebayは3,000を越えるカテゴリがあり、中にはこんな物までと言うのも出品されており、戦車やタンカーや戦闘機、さらには島や街などまで出品されることがあり、時にはニュースになることもあります。
そしてジャンルとして不動産と車は特に活発であり、魅力的な品々が取引されています。
売買を行うときは、買い手が先払いとなります。
実際の品物が違う、壊れていた、などのことがあれば、買い手は売り手に返金などを求めます。
このときebayではPaypalを決済として使っていますので、Paypalから返金がされます。
このような買い手保護プログラムもあり、また売り手保護プログラムもあります。
ebayの親会社はPaypalであり、このために保護プログラムを提供できるのです。
しかしながら、買い手は売り手に対して苦情を申し出れば返金されることがありますので、これを使って詐欺が行われることもあります。
世界最大のオークションサイトでもあり、詐欺も時には発生します。
有名なものとしては、アフリカ初のナイジェリアの手紙などがあります。
そしてiBookなど質屋などに入れると高く売れる物は、詐欺の商品として使われることが多いです。