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新品と未使用品は似ている

日々の生活の中で中古品はお得に活用できるアイテムとなるケースが多いのですが、このような中古品を知る上で覚えておいたほうがいい言葉の違いがあります。
なにかと言えば新品と未使用品です。
パッと見は同じようにも思えますが、やはり新品は新品で、それと未使用品というものは異なるのです。

新品というのはメーカーや小売業者などが在庫を抱えているもので、まだ販売された実績がないものです。
一方の未使用品というのは、一旦は誰かに買われたもののまったく使用された形跡がない状態のものをいいます。
本当に一切使っていないのであればどちらも新品同様で物の状態は同じと言えます。

しかし、消費者にわたってしまった時点でたとえ未使用であっても未開封であったとしても、それはもう新品ではなくなってしまうのです。
たとえば車がディーラーにあれば新車ですが、お客さんに受け渡してしまったらその時点でもはや新車ではなくなります。
まだエンジンさえかけていないので使用していない状態ですが、所有者を移してしまった時点で新車ではなくなるのです。

一気に価値が変わる

状態としては同じですが、なぜ違う呼び方をするかといえば、価値が一気に変わるからです。
いくら未使用といっても、それは本人が言っているだけであって、それを未使用品として買うユーザーには事実かどうかわからないものです。
そのため、その判別ができない状態になってしまっている以上はもはや新品としての価値はなく、あくまでも中古品なのです。

そして、中古品の中でも最もレベルが良い未使用品というランクに入るわけです。
まったく使用しておらず、未開封ならば新品同様の価格で転売できるのではないかと考えている人も世の中にはいるのですが、それはかなり厳しいです。
やはり、一旦買ってしまった時点で価格は下がるのです。

ほんの少しの差だから大丈夫ではないかと思っている人もいるのですが、それは不可能なのです。
そのため、この点は覚えておきたいところです。

買う際には気を付ける

もしも購入後すぐさまいらないということがわかったならば転売よりも返品を考えたほうがお得かもしれません。
購入したお店ならば支払った価格そのままに買い取ってくれるかもしれないからです。
また、このような未使用品を買う場合には、これが新品とは異なるものであるということを覚えておきましょう。

未使用品とうたっているからには綺麗なものでしょうが、一旦はユーザーの手に渡った品物であるということは知った上で買っておきたいものです。
その点を忘れていると後悔することもあるかもしれませんから気をつけてください。
いずれにしても、このような言葉の違いをしっかりと把握しておきたいものです。

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