売却時に高く評価されるブランド
小学校1年生に入学するときに合わせて購入をするランドセルですが、親類からの贈り物や購入のタイミングが合わずに書い直しになってしまった場合など新品のまま使われずなくなったものもあったりします。
そうしたときに便利なのがランドセルの買取業者で、ブランド品などはかなり高額で買取をしてくれることがあります。
ちなみに一度使用したランドセルに関してはそうした買取業者が査定をしてくれるということはまずありません。
「ランドセル買取」ということを謳い文句にしている業者が想定しているのは未使用のランドセルなので、一旦使用したランドセルは別の形で処分をするようにしましょう。
使用済みのランドセルは状態にもよりますが、寄付として受付をしている団体がかなり多くあります。
話を戻して未使用のランドセルの売却方法ですが、一般的なバッグ取扱店で買取をしてくれます。
通常のブランドバッグ同様にランドセルにも有名ブランドというものが存在しているので、人気の高いブランド製品優先的に高値買取ができます。
代表的なランドセルのブランドとしては、「天使のはね」「プーマ」「ナイキ」「ララちゃん」「ふわりぃ」「フィットちゃん」「セイバン」といったあたりが挙げられます。
中でも「天使のはね」はテレビCMなどの影響もあって圧倒的な知名度を誇っていることから、かなり高額での買取を期待することができます。
一方で「プーマ」や「ナイキ」といったスポーツブランドのランドセルは男児向けとして非常に人気が高いので一般的なスポーツバッグとのブランドイメージとは切り離して考えた方がよいでしょう。
ランドセルを高く売るための工夫
ランドセルの買取価格を左右するのは、上記で紹介したブランドもそうですが素材や販売店などにもよります。
ランドセルを大きく分類すると、「大手ブランド品」「工房系ブランド品」「百貨店ブランド品」といったものがあり、また廉価版のものとしては「流通小売系(イオンやニトリの独自ブランド)」や「格安ランドセル」といったものがあります。
流通系や格安系のランドセルはもともとの購入価格が有名ブランド品の1/2~1/4くらいなので、買取をかけてもほとんど価格はつきません。
一方で有名工房系のブランドランドセルはここ近年かなり人気があります。
具体的には土屋鞄や池田屋、山本鞄といったところで、他にも全国各地にあるオリジナルブランドの皮革製品作成業者からもランドセルが販売されていたりします。
そうした工房系は土屋鞄のように全国的な知名度があると一般の買取ショップでも高値がついたりしますが、小さな工房では価格がうまく査定されないこともあります。
そのため、有名ブランドではないけれども独創性のあるランドセルはネットのフリーマーケットやオークションを使った方がずっと高額がつくと思われます。