「3R」の取り組み
環境問題が深刻になってきていることから、「リデュース(削減)」、「リユース(再利用)」、「リサイクル(再生)」の「3R(スリーアール)」の取り組みが進んでいます。
ゴミの減量を目指して、使えるものは繰り返し使おうという方向で、ネットショップなどでもリサイクル商品が盛んに販売されています。
リデュースの場合は、必要以上に物を買わずに大切に使おうというものですが、物を買わない以外に、レジ袋を使わずにマイバックを持参するような運動全般を指します。
レジ袋を廃止するスーパーも増えており、マイバックを持参するとキャッシュバックしてもらえたりします。
ネットショップに導入されているのは、「リユース」や「リサイクル」です。
商品を購入する際に、使わなくなったときのことを想定して中古品として売却する人もいるようです。
ブランド品を含む着なくなった洋服、バッグや靴、使わなくなったパソコンや周辺機器、読まなくなった本などが売られています。
リサイクルショップとリユースショップの違いですが、リサイクルショップは、リサイクル(再生)した商品を販売しているわけではないので、本当は「リユースショップ」という呼び名が正しいのです。
またリサイクルという言葉が根づいているから、イメージがわかりやすい言葉をつけているだけでしょう。
リユース品の販売
リユース品にどんなものがあるかですが、洋服の30%程度がリユースに回っており、リユースショップの店頭やオークションなどで購入されています。
また、パソコンやその周辺機器なども、同様にリユースショップの店頭やオークションなどに出品されています。
日本には、ペットボトルをリユースしようという動きはなさそうですけど、ヨーロッパでは「リターナブルペットボトル」というのが出てきています。
リユース品と言っても中古品とは限らず、新品に近いリユース品があったり、型落ち商品がまじっていたりするので、状態の良い商品を探し出せるかもしれません。
リサイクル
リサイクルとは、一度販売された商品を再資源化し、原料として新しい商品として再利用をすることです。
一般的にリサイクルされているものとして、ペットボトル、紙、鉄、アルミ缶、ガラス瓶、食用油、家具類、家電、電池などがあげられます。
回収した紙は再び紙の原料となって、トイレットペーパーや段ボールなどの原料となる場合が多いようです。
家電のリサイクルでは、製品の中に金属が多く含まれているため、金属として利用できる部分が再資源化されているようです。
家電や洋服などを販売しているリサイクルショップが多くあります。
リサイクルショップでは、一般消費者から買い上げたり、委託された品物を販売しています。