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クラシックとは

古い品物を表現する言葉には、ヴィンテージやアンティークなど、さまざまなものがあります。
骨董品などで「アンティーク」と銘打ってあるものは、製造されてから100年以上経っているなど厳密な基準がありますが、それ以外の言葉にはそれほどはっきりとした定義はありません。
「クラシック」も古い様式の家具などに使われることが多いのですが、品物そのものの製造年代とは関係なく、様式を表す言葉と考えていいでしょう。

真新しい家具でも、クラシックと呼ばれることも珍しくありません。
クラシック(classic)の語源はラテン語の「classicus」で、「一流」という意味があります。
もともとは「古典的」という意味合いはなく、有名な作曲家が作った音楽が「一流」という意味でクラシックと呼ばれていました。

マリー・アントワネットも愛したネオクラシック様式

家具の様式の中には、「ネオクラシック様式」と呼ばれるものも存在しています。
ルイ15世時代に盛んに流行していたロココ様式を経て、18世紀初期~中期には過剰装飾からシンプルなクラシック様式へとスタイルが移ります。
草花モチーフやシノワズリ(chinoiserie)も取り入れた古代ギリシャの様式がネオクラシック様式として誕生し、フランスの王侯貴族の間で大流行します。

マリー・アントワネットもネオクラシック様式を愛好していたと言われます。
現在でもネオクラシック様式を取り入れた新品の家具が市販されていますので、家の調度をネオクラシックで整えるのもいいものです。

レトロとは

古いスタイルを指す言葉としては、クラシックの他にもうひとつ「レトロ(retro)」があります。
レトロは「retrospective」(懐古趣味)の略語で、文字通り古いものを懐かしいと感じるのがレトロということになります。
日本では主に昭和初期の家具などがレトロを代表するもので、古き良き時代をイメージした家電なども市販されています。

コカ・コーラのガラスボトルなどもレトロの代名詞とも言えるデザインと言えるでしょう。
個性的な家づくりを目指している方は、レトロな家電や小物でインテリアを統一するのもおすすめです。
キッチンの中で大きなスペースを占める冷蔵庫をレトロなデザインのものに変えるだけでも、がらっと違った雰囲気を演出することができます。

おすすめの製品は「Big Chill アメリカレトロ冷蔵庫」や「Grand-Line 198L ARE-198L」などです。
一人暮らしであれば、Grand-Lineの冷蔵庫がサイズ的にもぴったりです。
炊飯器もレトロでかわいいデザインのものが多いので、合わせてコーディネートするのも楽しいものです。

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