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歴史の深いアメリカのヴィンテージ食器

ヴィンテージの食器といえば、北欧のデザインのイメージが強い方が多いと思います。
カラフルでハッピーな気分になれる、そんな食器が多い印象ですが、最近はアメリカのヴィンテージ食器もじわじわと人気を集めています。

アメリカのビンテージ食器は、アンティーク食器とは異なります。
一般的に、アンティークアイテムは誕生してから100年を超えているものを指します。
一方でヴィンテージアイテムは、作られてから約30年以上が経過しているもののアンティークには分類されない古い品物のことを指しています。

現行品とは違うデザインやカラーリングで、どこか懐かしさや趣を感じさせてくれる魅力がヴィンテージの良さでしょう。
アメリカ食器におけるヴィンテージと言うと、基本的には1930年代から1970年代頃のものが多く流通しています。
カラフルな食器もあれば普段使いにも取り入れやすいシンプルなデザインのものまで、様々なテイストもの他のものがあるのが特徴的です。

アメリカのヴィンテージ食器の魅力とは?

人気のある代表的なアメリカのヴィンテージ食器といえば、やはり「ミルクグラス」と言われるものです。
ミルクグラスは独特な素材で、ガラス製品に主に使われています。
ガラスにミルクを溶かしたようなクリーム色が特徴で、アメリカの様々な食器メーカーで生産されました。

ほっこりとした優しい温かみがあり、飲み物を中に入れた時などは少しだけ色が透けるので子供にも人気があります。
薄手のものから厚手のものまで様々ありますが、表面がツルッとしたガラス特有の肌触りは共通しており、その手触りが魅力となっています。

ミルクグラスは機械で生産するにはコストがかかりすぎるため、安価で質の良いガラスが求められる現代はあまり多く作られていません。
加工の難しさや形を揃えるハードルの高さなども伴い今ではなかなか手に入らないため、ヴィンテージ商品に人気があるんです。
プレートやマグカップ耐熱のキャセロールなどが特に人気ですが、一つ一つ形や色合いが絶妙に違うためヴィンテージ食器としての味として愛されています。

アメリカのヴィンテージ食器おすすめブランド

アメリカのヴィンテージ食器にトライしてみたいと思っているなら、人気のファイヤーキングはいかがでしょうか。
アメリカのオハイオ州で生まれたこの耐熱ブランドは、ミルクグラスを中心にした商品のラインナップが魅力です。
半透明でミルキーな色合いが柔らかな雰囲気抜群で、特にジェダイという一番人気のシリーズは東洋の翡翠をヒントにして開発されているため日本の食卓にも違和感なく馴染んでくれるアイテムとなっています。

家庭用に使いやすい薄手のタイプや細かい花柄が可愛らしいアリスシリーズなど様々なラインナップがありますので、初心者にもトライしやすいブランドです。
その他にも、パステルカラーのキャセロールなどの取り揃え豊富なオールドパイレックスがおすすめです。

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